境内での奉賛事業(修営・修繕)について⑤

現在、香取神宮では令和8年式年大祭式年神幸祭に向けて各種奉賛事業を進めています。

・拝殿塗り直し事業
本年2月より開始した本事業は予定通り進行し、11月7日に拝殿を覆っていた足場が解体されました。黒漆や極彩色の塗装と金具の修繕が行われ、輝きのよみがえった姿をご覧いただけます。

※本事業にあわせ周辺にて関連の補修作業が続いております。足場など解体されましたが、一部立ち入りに制限のある場所もございます。

 

・表参道朱大鳥居建て替え事業
建て方工事の終了と錺金具の取り付けも終了し、10月3日に新築の鳥居が竣工いたしました。
旧鳥居は大正15年に建築され、昭和18年に現在地に移築され、100年に渡りその役目を果たしました。

表参道の起点に位置する朱大鳥居は、まさに当神宮の顔となる存在であり、新たな姿でご参拝の皆様を迎えています。

 

・手水舎塗り替え事業
引き続き塗り直しが進められており、基調となる朱塗りから彫刻や組物の彩色へと作業が移っています。完成まであと一歩といった状況で、他の奉賛事業同様に年内の終了を予定しています。