香取神宮
式年大祭
式年神幸祭

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十二年に一度、
香取大神の
御神威を仰ぐ

香取神宮において
十二年に一度斎行される
最大の祭典
「式年大祭・式年神幸祭」
悠久の歴史を今に伝える
荘厳な祭りをご紹介します

式年大祭 SHIKINEN TAISAI

穏やかな春の日差しの下、毎年4月14日に香取神宮の「例祭」が執り行われます。 年間約90回の祭典の中で最も重要な祭典に位置づけられており、2月の「祈年祭」や11月の「新嘗祭」同様、 本殿の御扉を開き神事が執り行われる「大祭」に数えられます。

明治期の神社制度改変により一時8月20日が例祭日に定められるも、 明治14年に神幸祭の日程に合わせ4月14日に改定され今日に至ります。

当神宮は伊勢の神宮に加え全国16の神社が治定される勅祭社のうちの1社であり、 子年と午年の6年毎に天皇陛下のお遣いである勅使の参向を仰ぎます。 特に午年には「式年大祭」と称して例祭が厳粛かつ盛大に斎行されます。

式年神幸祭 SHIKINEN JINKOSAI

香取神宮の神輿渡御にあたる「神幸祭」に関する記録は古く、「香取神宮神幸祭絵巻」として現存する資料の奥書より これらの祖本が鎌倉時代にはすでに存在していたことが示され、実に八百年以上の歴史を窺い知ることが出来ます。

御座船の水上渡御にちなみ「御船遊(みふねあそび)」や旧暦の3月に行われたため「三月御幸(さんがつみゆき)」、 明治の祭典再興以降には「神幸軍神祭(じんこうぐんじんさい)」の名の下で斎行されてきました。

この祭典は主祭神・経津主大神の東国平定に由来すると伝えられ、 御神輿を中心に平安朝を思わせる時代装束や甲冑を纏った延べ4,000名の供奉者が威儀を整え行列を組む様は、 香取大神の建国の大功を偲ぶものです。
津宮浜鳥居から御神輿を乗せた御座船が利根川上を進む様は圧巻で、 12年に一度の午年の御神幸を一目見ようと集まる人々で利根川堤防は埋め尽くされます。

みどころ HIGHLIGHTS

勅使参向

天皇陛下のお遣いである勅使は子年と午年の6年毎に香取神宮へ参向されます。祭典では勅使の祭文奏上と玉串奉奠に加えて供え物として「御幣物」が神前へ進められます。御幣物として五色の絹・麻・木綿が柳箱に納められています。

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悠久の舞

香取神宮では大祭に奉奏される神楽舞であり、「末の世の 末の末まで 我が國は よろづの國に すぐれたる國」の歌にあるように国の末永い繁栄を祈るものです。式年大祭および式年神幸祭では関連祭典にて神楽舞や祭祀舞が奉仕されます。

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鷁首船(御座船)

御神輿を乗せて利根川を航行する御座船には、風波に強く大空を翔る霊鳥「鷁」の飾りがつけられ鷁首船(げきしゅせん)とも呼ばれます。鹿島神宮の御船祭の御座船である龍頭船と対になっています。

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利根川水上渡御

坂東太郎と称される利根川の清き流れに御座船が進みます。河川上では水上祭が執り行われ、御座船の航行を一目見ようと多くの観衆が河岸に集まります。香取大神は國譲りと東国平定の大業ののち船で香取の地に赴かれ、鎮まったと伝えられています。

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御迎祭

香取大神の神幸を祝い各所にて奉迎の祭典が催されます。利根川上の牛ヶ鼻では鹿島神宮、御座船から下船の場では小御門神社。また佐原の市中では新宿鎮守の諏訪神社、本宿鎮守の八坂神社、篠原鎮守の八坂神社の各神社による御迎祭が執り行われます。

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佐原の町並み

北総の小江戸として親しまれる佐原の町並みを行列が進みます。関東でははじめて国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された地域であり、中心を流れる小野川周辺には多くの名所や商店が立ち並び祭事とあわせて楽しむことができます。

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関係諸儀
CEREMONIES

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御船木山口祭

神幸祭での捧持物である「御船木(みふなぎ)」を山から切り出す神事。 御船木は古く神々の船の用材として利根川に流し奉納したことが伝えられている。

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御用具清祓式

祭典に用いる威儀物や執り物などを揃え、祓い清める神事。 行列には弓や鉾の武具をはじめ紅白や日月紋の旗など22種59品が用いられる。

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式年大祭

当神宮最重儀の祭典であり、宮中より御供物が奉られ齋行される。 平年は「例祭(れいさい)」と称し、子年と午年(6年に1度)には天皇陛下のお遣いである勅使が参行。 衣冠姿の宮司以下神職が奉仕し、雅楽や神楽舞の奉奏も執り行われる。

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式年神幸祭(1日目)

発輿祭・出御、津宮駐輦祭、津宮鳥居河岸御旅所祭、御座船乗船・進発、水上祭、鹿島神宮御迎祭、 御上陸、小御門神社御迎祭、佐原御旅所着輿祭。

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式年神幸祭(2日目)

佐原御旅所発輿祭、新宿諏訪神社御迎祭、本宿八坂神社御迎祭、篠原八坂神社御迎祭、還御祭。

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奉祝祭

式年大祭神幸祭の完遂を祝い行われる神事。 各祭典無事の齋行に感謝し、一連の奉賛事業の完了も神前に奉告される。

神幸行程
ROUTE MAP

式年神幸祭の巡行の順路を示したルートマップです。
神宮をあとにし、津宮浜鳥居へ。
御座船に乗って利根川を渡り、
佐原の町並みをゆっくりと進みながら、
各地で御迎祭が執り行われ、再び神宮へと還御します。

主な神幸供奉所役
PROCESSION UNITS

露払・猿田彦・先乗童

神幸祭供奉行列の先頭に直垂姿の露払二名、天孫降臨に際し道案内を果たした猿田彦、騎馬にて行列の先駆けとなる水干姿の先乗童が並びます。それぞれの役は神輿が御座船に乗り込む浜鳥居が立つ津宮地区の氏子により奉仕されます。

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御船木

御船木山から切り出された松の木を用いて奉製される捧持物です。これは神々の船の用材とされ、古くは神幸祭終了後に利根川へ流し神々に奉る「御船木流し」が行われたとされます。式年神幸祭では3本の御船木が捧持されます。

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大錦旗

菊花紋をいただく錦旗は約3メートルと大型のものであり、この他にも様々な旗物が行列を彩ります。青龍・朱雀・玄武・白虎の四神旗や太陽と月の日月旗、青黄赤白黒の五色絹など行列の各所を飾ります。

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甲冑武者

太刀を佩き色とりどりな鎧姿の武者が行列を警護します。式年神幸祭は香取大神の東国平定にて荒振る神々を打ち鎮めた軍容を模したものとされており、武威輝かしいその様子を現代に伝えています。

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引船隊

扇島地区の人々により奉仕される神楽隊で、幕末より明治初期に古来の神楽に西洋音楽を取り入れた独特な神楽を演奏します。神輿や御座船を先導することから引船隊とも称され、香取大神の来訪を知らせます。

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比礼鉾

神幸の行列には旗飾りなどとあわせて武具なども威儀物として捧持されます。比礼鉾は神話にも登場する神紋や有職文があしらわれた比礼のつけられた鉾であり、弓・太刀・楯などとあわせて神輿を守るよう列次に加わります。

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御神輿

香取大神が神幸に際し用いる神輿で、鳳凰・燕・獅子などの金具がつく内外ともに黒漆塗のもの。現在の神輿は拝殿新築同様、皇紀2600年であった昭和15年ごろに補修されたものであり、現存する旧来の神輿や鎌倉期の文書内容を踏襲した仕様のものである。

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御神馬

金の御幣を鞍に乗せた御神馬は大祭に相応しく麗しく飾られ、優雅にその歩みを進めます。神幸祭絵巻にも神馬が描かれ、神々への奉納や神々の乗り物としての役割をもちます。馬は十二支の中で南を示し太陽を象徴する清らかな動物です。

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香取神道流剣士隊

天真正伝香取神道流の宗家である飯篠氏を筆頭に流派一門が行列を組み進みます。本流派は室町期に大成し、流祖・飯篠長威斎家直は香取神宮神域にて千日の修行の末に香取大神より武の教えを賜ったと伝えられています。

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獅子舞・神楽

神幸祭を賑わせる神楽も行列に加わります。香取市内には多くの里神楽が現存し、香取地区の大崎・新市場・下小野・返田・多田・津宮それぞれの神楽が奉仕されます。

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奉賛事業・御奉賛について

当神宮では令和8年式年大祭神幸祭にあわせ
各種奉祝事業を行っております。
十二年に一度の祝祭を寿ぎ
香取大神の御神威の発揚を計り、
広く厚い神恩を多くの皆様が享受できるよう
お祈り申し上げます。

奉賛事業

重要文化財「楼門」塗り替え工事

登録有形文化財「拝殿」塗り替え工事

重要文化財「本殿」他 防災設備更新工事

「祈祷者控室」および「宝物館」改修工事

表参道「大鳥居」立て替え工事

「手水舎」塗り替え工事