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境内案内図

朱塗の大鳥居

参道正面にある第二の鳥居で、鳥居の朱色と周囲の老杉の緑とが良く調和して、神域の入口にふさわしい美観を呈しており、桜の時期は見事です。

参道

木々鬱蒼とした玉砂利の参道の両側には、桜や楓が植えられており、春の桜花・秋の紅葉は見事で、多くの参拝者が訪れ目を和ませています。

桜馬場(さくらのばば)

本殿より奥、境内の北側にあります。桜が多く、もと六月五日に流鏑馬式が行われました。左手奥には、鹿苑があり、参拝者の憩いの場となっています。秋の紅葉は見事です。

北参道

本殿より桜馬場へと続く参道で、両側を鬱蒼とした杜に囲まれています。杜の緑と柵の朱色が美しい参道です。

鳥居河岸(津宮浜鳥居)(とりいがし(つのみやはまとりい))

香取神宮の御祭神である経津主大神は、海路ここから上陸されたと伝えられ、往昔の表参道口で大鳥居があります。十二年に一度、午年に行われる式年神幸祭には、ここから御神輿をのせた御座船が大利根を遡ります。
平成十四年三月、式年大祭記念事業として、香取神宮の御用材をもって立て替えが行われました。

要石(かなめいし)

古くより、この地方は大変地震が多く、人々はとても恐がっていました─これは、地中に大きなナマズが住み着いて荒れ騒いでいるのだと。香取・鹿島両神宮の大神様等は、地中に深く石棒を差し込み、大ナマズの頭尾を刺し通されたといいます。当神宮は凸形、鹿島は凹形で、地上に一部を現し、深さ幾十尺と伝えられています。貞享元年(一六八四)水戸光圀公が当神宮参拝の折、これを掘らせましたが根元を見ることが出来なかったといわれています。

香取護國神社(かとりごこくじんじゃ)

参道の左手にあり、昭和二十一年九月創建されました。明治以降の国難に殉じた香取郡出身の御霊を御祭神としています。春・秋、二度の例祭が行われています。

奥宮(おくのみや)

香取の宮中、旧参道の中程に鎮座。経津主大神の荒御魂を祀ります。現在の社殿は、昭和四十八年伊勢神宮御遷宮の折の古材に依るもの。