境内での奉賛事業(修営・修繕)について③

現在、香取神宮では令和8年式年大祭に向けて各種奉賛事業を進めております。

・拝殿塗り直し事業

国の登録有形文化財建造物である拝殿は、昭和15年に皇紀2600年の奉祝事業として国費をもって改築された建造物です。昭和53年に本殿の大規模な修繕工事と併せ拝殿の修繕も行われ、近年では平成14年、同26年に漆塗彩色修営工事がそれぞれ式年大祭の記念事業として実施されています。
本工事は楼門同様の観光拠点整備の美観向上整備事業として去る2月に着工しました。令和7年11月の完了を予定。
5月下旬より正面開口部(賽銭箱正面)も養生シートにて塞がれる予定です。

 

・表参道大鳥居立て替え事業

 

 

表参道の起点となる朱塗りの大鳥居は、長年の風雨や経年の腐食による柱部の劣化が見られ、安全確保の観点から立て替え工事を実施します。
上記拝殿と同じく皇紀2600年にあわせた境内整備の一環として、境内西方にのびる参道(旧参道)から、主となる参道が現在のものに改められました。その際に鳥居も現在の場所に移築されています。
本工事は5月下旬より8月下旬にかけて実施致します。

※安全のため、工事現場周辺には十分にご注意ください。また改修作業による騒音や振動が発生する場合がございます。ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。