12月の祭典と催し

賀詞祭 12月1日(金)

午後6時より執行

此の祭りは、大饗祭(11月30日)の直会の祭りで、日が沈み 浄闇の中かがり火を焚きながら
粛々と執り行われる神事です。鶴亀松竹梅を飾った蓬莱台を設け、特殊神饌、雁・鯉などをお供えします。
俗にこれを「大願成就の祭」とも云い、賀詞祭から続く宵の3つの祭典をまとめて『暮三祭』といいます。

 

 

内陣神楽 12月4日(月)

午後5時より執行

古老の伝えに依ると、「当日は、神武天皇十八年戌寅十一月、本宮宮柱立始めたる吉日に因む」と云う。
今も厳かに祭儀を執り行い、この祭典中 附近の家々、みだりに戸外に出ず謹慎して祭典の竟(お)わるを待つといわれています。

 

団碁祭 12月7日(木)

午後6時より執行

暮三祭 最後の祭典で、通称「だんごまつり」と呼ばれ、宵の口 斎庭となる境内に
かがり火が焚かれ浄闇の中 数多くのお団子をご神前にお供えし、祭典の中で巫女舞も奉奏します。
年間祭典で唯一お酒を御神前にお供えしないお祭りでもあります。
そのことから、香取神宮の姫神様をご慰労するお祭とも云われています。

祭典終了後、お供えされた団子が参拝者へもお分けしています。
この団子を食べるとその冬、病気をしないとも言われています。

 

摂社 又見神社例祭 12月18日(月)

境内から少し離れた又見という地区があり、その中心に鎮座している又見神社例祭日になります。
地元の方々にご協力を頂きながら準備並びご参列をいただき、賑々しく執り行われます。
摂社とは、特に本宮(香取神宮)と関わりの深いお社のことで、又見神社の御祭神
「天苗加命(あめのなへますのみこと)」は、経津主神の御子神とされています。

 

天長祭 並 氏子総代就任奉告祭 12月23日(祝・土)

午前11時より執行

今上陛下のご生誕日、皇室国家の隆昌をお祈りする祭典になります。
また、併せて日頃から神宮の活動をご理解いただき、氏子の皆様との橋渡しを担っていただいている
氏子総代様の就任奉告祭も執行致します。

 

 

年越大祓 12月31日(日)

午後3時より執行

半年間の罪やけがれを祓い落す神事を拝殿前の境内にて執り行います。

 

 

除夜祭、神符守札遷霊祭、古神札焼納祭 12月31日(日)

午後5時より執行

年越しの祭り。これを以って年中の神事を終わりとし、
新年より授与する神符のお祓い、また この一年間お護り頂いた「お守」「お札」を焼き納め始める
儀式を粛々と執り行います。